2012年5月30日水曜日

脳が「おやつ」を欲しがる


脳が「おやつ」を欲しがる

子供の場合には胃も小さいので、
食べたものが四時間を待たずして吸収されます。
そのために、三時頃になると血糖値が下がってきます。
これを防ぎ、頭の働きを守るためにも、三時のおやつは必要なのです。
同じようにもし夜勉強するなら、10時頃には、甘いものの補給が必要です。
アメリカやイギリスでは砂糖入りの紅茶、コーヒーが手軽な栄養補給の手段となり、
特に産業革命以後、朝食に砂糖入りの紅茶を飲むことが、労働者に安くて、
栄養のある朝食を供給するという意味もあります。


おそらく、当時は栄養も十分でなかったので、
10時、3時に甘いものを補給するということはどうしても必要だった。
これが習慣化した者がコーヒー・ブレーク、ティー・ブレークだと思われます。
脳の活動に絶対に必要なブドウ糖の摂取量が年々減り続けていることは、
日本人の脳の健康のためにも深刻に受け止めるべきことではないだろうか。