2012年5月31日木曜日

砂糖の種類3


■三温糖
もともとは「砂糖の汁を三度煮詰めて作る砂糖」
ということで三温糖といわれました。
上白糖などを作った残液(蜜)を取り出して煮詰めていくと、
褐色がかった三温糖ができあがります。

■白ざら糖
最高純度の糖液からつくられる無色結晶状の砂糖です。
菓子や果実酒に用いられます

■中ざら糖
分蜜の際に絡める溶液を結晶表面にかけて
色の調整を行うため薄黄褐色をしています。
風味があり、煮物などに用いると味が引き立ちます。

■グラニュー糖
白ざら糖と同様に、高純度の糖液からつくられ、
ざらめ糖のなかで粒子は最も小さく、くせのないタンパクな甘味をもち、
素材の微妙な風味を生かしたいときや洋菓子作りに適しています。
(注:分蜜糖のうち、上白糖や三温糖などを「車糖(くるまとう)」と呼び、
白ざら糖、中ざら糖、グラニュー糖などを「ざらめ糖」と呼びます。
この他、「加工糖」といわれるものに、角砂糖、氷砂糖、
粉座頭、顆粒状糖があります) 白い砂糖と黒い砂糖の2種類がある。