2012年5月30日水曜日

砂糖は気力を萎えさせる?


砂糖は気力を萎えさせる?

砂糖の脳への影響として、砂糖を摂ると疲れるとか
気力を失うなどということを聞きます。
脳が使える唯一のエネルギーはブドウ糖で、
砂糖は脳にブドウ糖を緊急に送れる食べ物です。
では、なぜ砂糖、甘いものを食べると疲れるなどの意見が出るのかは、
一つに日本や儒教が広がった国に特有の
「良薬は口に苦し」体に快感を与えるものは、
体や脳を損なうという考え方です。
例えれば、相撲などで塩を舐め気を引き締め、
顔をたたいたりして気合いを入れます。
つまり緊張感・やる気にさせるのは、
苦いものという観念が身に付いているのです。


甘いものを食べると心がなごみ、ゆったりした気分になり、
緊張感がなごみ、なんとなく退廃的な感じも与え、
やる気がなくなったという印象をももたらせます。
これは、脳がブドウ糖や甘いという感覚で異常になったのではなく、
心理的なものということです。
もし心理的な原因によりこのような感覚がもたらされるとするなら、
砂糖が人を疲れさせるなどということはないと言えます。
砂糖が脳に疲労物質を作らせたり、ためさせたりすることはありません。
むしろ、休息させて、次にやる気を起こさせると言えるのです。